2017年2月7日火曜日

パレオパラドキシア(2015)

パレオパラドキシア・タバタイ 
Paleoparadoxia tabatai

埼玉県立自然の博物館展示用に製作した作品です。監修は北川博道氏(埼玉県立自然の博物館)。


 
埼玉県立自然の博物館での展示の様子。

パレオパラドキシアやデスモスチルス等の束柱類は日本を代表する古生物の一つ。国内にも多くの展示がありますが、パレオパラドキシアに関しては 埼玉県立自然の博物館が恐らく世界で一番の展示規模・内容になるかと思います。



2017年1月8日日曜日

オレノイデス(三葉虫)


オレノイデス(三葉虫)
オレノイデスは私が原型製作を担当した
フェバリット社のフィギュアに塗装を加えた物。
標本箱は六甲昆虫館製です。


 以前、六甲昆虫館で購入した昆虫標本と。




2016年10月9日日曜日

メガケロプス(ブロントテリウム)(2016)



メガケロプス
(ブロントテリウム) 
Megacerops
(Brontotherium)

作品サイズ:肩高 17cm
縮尺:約1/15

ブロントテリウムは、私の子供の頃から恐竜図鑑等で、絶滅哺乳類の代表の一つとして登場する事の多かった動物です。 ウマやサイと同じ奇蹄類に属します。現在では、メノドゥス、ブロントプス等と共にメガケロプス属に纏められる、という説が出ており、その場合はブロントテリウムという属名は無効名になります。
今回の作品は、ブロントテリウム、ブロントプスとして紹介されている標本・個体をベースにしています。




ブロントプス復元骨格

ブロントテリウム復元骨格
(北九州市立いのちのたび博物館にて撮影)



主な参考資料

 SPECIES TAXONOMY, PHYLOGENY, AND BIOGEOGRAPHY OF THE BRONTOTHERIIDAE  MAMMALIA: PERISSODACTYLA)
 MATTHEW C. MIHLBACHLER,2008

・The titanotheres of ancient Wyoming, Dakota, and Nebrask
 Osborn, Henry Fairfield,1929

2016年10月1日土曜日

ナナミ(「幻想水滸伝2」)


PS用RPGゲーム・「幻想水滸伝2」のヒロイン(の1人)です。製作から完成まで約8年。といっても、ほとんど最初の3年で完成していて(それでもチマチマ造っていて3年掛かってますが)、そこからあと少しの仕上げを先延ばしにして更に5年ほど経ってしまいました。その間、私の家を何度か訪れた方にはこの作品の進行状況や、私の思い入れ?を知っている方も多く、完成をツイッターやfacebookで報告した後は、何人からか完成祝いの言葉を頂いたり(笑)。


登場人物がとにかく多いゲームで、ナナミ以外にも造ってみたいキャラクターは何人もいます。とはいえ、1キャラにこれだけ時間が掛かっていては、主人公格キャラですら、とても手が回りそうにないです。完成品は勿論、ガレージキットでも良いのが出てくれれば、と願いつつ・・・・。



2016年9月23日金曜日

クシロムカシバク(2014)


クシロムカシバク
学名:Plesiocolopinus kushiroensis
  プレシオコロピヌス・クシロエンシス
発見地:日本・釧路市
作品サイズ・全長約40cm
模型縮尺:約1/3
素材:石粉粘土

2014年の国立科学博物館・特別展「太古の哺乳類展」用に製作した作品です。監修は同展の総合監修でもある冨田幸光先生。この模型は、現在は釧路市立博物館の所蔵になっています。普段は展示されていませんが、イベントの時等に使用されているようです。


2016年9月14日水曜日

ヒゴテリウム (2014)


ヒゴテリウム・ヒプソドン
  Higotherium hypsodon 
発見地:日本・熊本県
作品サイズ・全長約45cm
素材:石粉粘土


2014年の国立科学博物館・特別展「太古の哺乳類展」用に製作した作品です。監修は同展の総合監修でもある冨田幸光先生。ヒゴテリウムは下顎しか見つかっておらず、また近縁種の標本も世界的に少ないという事で、比較的標本が良く残っているトロゴサスをベースに、顎の大きさの違いや歯の形状の違いからの生態を加味して製作しました。
現在この模型は国立科学博物館に収蔵されています。


2016年9月10日土曜日

シデロプス(2016)



シデロプス・ケフリ
Siderops kehli
発見地:オーストラリア
全長:約2.5m

作品サイズ・全長約35cm
縮尺: 約1/7
素材:石粉粘土



エリオプスマストドンサウルス等の大型両生類に代表される分椎類に含まれるキグチサウルス類の1種。同じキグチサウルス類には白亜紀まで生き残った分椎類で、より大型のクーラスクスがいます。
一般的にはキグチサウルス類としてはクーラスクスが有名です。この作品も当初はクーラスクスを造るつもりだったのですが、知名度の割には資料が無い。実際に見つかっている部分も断片的なようです。そこで、同じキグチサウルス類で良い化石が見つかっており、骨格図を含む論文が発表されているシデロプスを製作しました。クーラスクスについても、そもそもしっかりと研究者の監修が入った復元画等は少なく、またその作品も基本的にシデロプスをベースにされているようです。

 シデロプスの体表 については、小型のカエルやサンショウウオのようなツルツルの皮膚ではなく、ワニのようなゴツゴツとした皮膚をイメージしました。これはゲロトラックス等の分椎類には装甲板のような骨片を持ったものが見られる事と、現生のカエルやサンショウウオでも大型のものは皮膚もそれほど滑らかでは無い事を参考にしてみました。

クーラスクスの資料の有無、またこの作品の復元については、その後オーストラリアの古生物に関する著作のあるジョン・ロング氏(SVP・古脊椎動物学会会長でもあります)から作品についてコメントを頂き、また資料や復元についても特に指摘は無かったので、大凡はこれでも問題無いのでは、と思っています。


主な参考資料
・「The Rise of AMPHIBIANS」 
       Robert Carroll

・「THE ARTIST AND THE SCIENTISTS」
      Peter Trusler, Patricia Vickers-Rich, Thomas H.Rich